離型性・耐薬品性に優れる
ハバジット クリーンライン

ハバジット クリーンラインは、2001年より販売を開始し、その大きな特徴である「高い離型性」、「化学薬品耐性」、「低温耐性」、廃棄燃焼時にも二酸化炭素と水しか発生しない「環境性」などが高く評価され、主に製パン、製菓、米飯加工を中心とした食品、惣菜製造の分野では長きにわたりご評価を頂いています。

クリーンラインという製品名称は清浄な作業環境、衛生的な搬送、効率性、信頼性に由来しています。ハバジットが素材メーカーと共同開発した改良ポリオレフィン「ハビレン」をコーティングすることで他の材質には無いユニークな特徴を備えています。優れた離型特性を発揮する画期的なカバー素材は、粘着性の高い搬送物でもベルト表面から簡単に剥がれることで、廃棄物を少なくして、生産性の向上に貢献します。また、ベルト表面の汚れも洗浄しやすいため、水や洗剤の使用量を減らす事ができ、環境汚染対策としても大きなメリットがあります。様々な化学薬品に対し耐性があるため、長寿命でベルト交換頻度を減らせます。さらにマイナス40°Cまでの低温耐性により冷凍庫内でも高い屈曲性を維持できます。

実際にクリーンラインを採用することで生産工程における効率性と収益性の最適化が図れた事例をご紹介します。

南ヨーロッパにあるエナジーバー製造工場では、強力な粘着性のあるキャラメルの冷却ラインでベルトへの粘着を防ぐため、カカオバターをベルトの上に塗布していましたが、それでもベルト自体の離型特性が低いため1か月で交換する必要がありました。終業後に毎日ベルトを広範囲にわたって清掃しても1か月もするとベルト上の残留物が固着し、除去することが困難な状況でした。さらに残留物が蓄積した場合に生産中のエナジーバーが変形してしまうのを防ぐため1ラインに監視要員を1人配置する必要がありました。

表面特殊エンボスタイプ(写真はXJT-654

この冷却ライン(計4ライン)に従来のTPU ベルトからハバジットのCNB-6EB-A1に置き 換えたところ、最低でも3か月使えれば合格 とされていましたが、ベルト寿命を約3年延 長できました。ベルト上にカカオバターを 使用する必要も無くなり、ライン監視で働 いていた作業員も別な生産性のある工程に 配置することができました。清掃時間は 1日1時間短縮され、年間のコスト節約は 約20,000ユーロ(約240万円)以上と見積 もっています。

クリーンラインは特殊エンボスパターンを表面に施し離型性をさらに高めたXJTタイプをはじめ、日本国内で9タイプをラインナップしています。各用途で必要とされるベルト要件の詳細や専門的なソリューションについてはハバジットまでぜひご相談ください。

左:交換前のTPUベルト上にはキャラメルが固着

右:クリーンラインの表面離型性はTPUベルトよりも優れる

左:交換前のTPUベルトのリターン側 プーリに堆積する残留物はベルト蛇行 の原因にもなっていた

右:表面高離型性により、プーリへの 堆積物もなく安全な走行を担保できる

使用温度範囲[°C]:-40/+ 80 食品適合:FDA(米国食品医薬品局)、EU(欧州委員会規則)、厚生省370号告示

PET=ポリエステル、TPO=ポリオレフィン

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