
食を取り巻く環境の変化や国際化などに対応して食品の安全を確保するため、日本でも2018年6月に食品衛生法が改正されました。その中で、食品用器具と容器包装については、安全性を評価して安全が担保された物質でなければ使用できない仕組みであるポジティブリスト制度の導入が決定いたしました。食品に接触する器具、容器、包装などのいわゆる食品接触材については、それらから溶出する化学物質で食品を汚染する可能性があります。ハバジットの食品用ベルトは、搬送側の素材だけでなくベルトを構成するすべての材料(中間層・心体層etc.)が欧米の食品安全規制に適合しているため、HACCPによる化学的危害要因も除外できます。
しかし一方、従来からよく使用されている接着剤を使用したエンドレス方式では、接着剤に含まれた化学物質が搬送する食品をどの様に汚染させるかわからないことから、化学的危害要因の担保ができません。そのため、ハバジットでは熱プレス機を使用した溶着方式を標準として皆さまにご提供しています。また、充実した国内サービスネットワークにより、幅広ベルトの現場エンドレス加工も柔軟に行えます。

改正食品衛生法施行スケジュール(2018年11月現在)
